iOS 15 の新機能まとめ:iPhoneが使いやすくなる機能満載 #WWDC21

沿って : Ilikephone / On : 20/02/2023

いつもエキサイティングですね~。

今回はハード関係がなくてちょっぴり残念でしたが、iOS関係は実装が楽しみになるようなすごい機能ばかりでした。一部日本語未対応のものもありましたが、これからに期待です。

AppleがWWDCで発表したiOS 15の最新機能について、米GizmodoのCaitlin McGarry記者のまとめを翻訳しました。ご覧ください。


あなたもわたしも、みんなスマホ依存気味の今日このごろ。

スマホに時間を奪われていまいましく思っていませんか。AppleがWWDCで発表したiOS 15、さまざまなソフトウェアアップデートがこの秋にロールアウトされます。そのうちのいくつかは、私たちのスマホライフを大きく改善してくれるものもありそうです。

大きな新機能はコミュニケーション周りですね。テキストメッセージを送ったり、ビデオコールをしたり、そんなところが機能強化されるようです。また、通知機能も集中を妨げないような工夫がされるので、スクリーンタイムのレポートを見てびっくり仰天ということがなくなるかもしれません。

それではそれぞれの新機能についてお伝えしていきますね。

コロナ禍で機能強化したFaceTime

WWDCのキーノートでは、まずFaceTimeの機能強化に触れました。Appleのビデオ会議アプリ、FaceTimeはコロナ禍で必要とされた機能をつぎつぎに搭載して大幅に刷新される予定です。さらにコミュニケーションを円滑にするような新機能も数々登場しています。世界各地でロックダウンが解除されてきており、生活もどんどん元通りになりつつある国すらありますが、iOS 14にあったらよかったのにな、という機能が搭載される形となります。

iOS 15 の新機能まとめ:iPhoneが使いやすくなる機能満載 #WWDC21

FaceTimeにはAppleのサラウンドサウンドが登場。これでグループコールがさらに臨場感あるナチュラルサウンドに。マイクまわりの新機能は、機械学習した自分の声以外の騒音を消すことができるボイスアイソレーション機能、逆に自分の周囲の音をすべて聞かせたいときに使えるワイドスペクトラム機能の2つが加わりました。またFaceTimeの通話でも自分のセルフィーをポートレートモードにできるようなり、背景をぼやけて表示できるようになります。 さらに、前もってFaceTime通話のリンクを作成して通話に参加する人たちに配布できるリンク作成機能で予定の共有がしやすくなります。iPhone持ちの人たちだけでなくAndroidの友達もウェブでFaceTimeコールに参加できるようになります。

グループコールがさらに楽しくなりそうです。

FaceTimeの新機能「SharePlay」では、FaceTimeの通話で相手と一緒に映画を見たり、音楽を聴いたり、画面を共有したりできる機能。SharePlayは Apple TV やApple MusicのようなAppleのアプリに対応していますが、HBO MaxやTikTok、Disney+、Hulu、Twitch、MasterClass、Paramount+、NBA、ESPN+といったサードパーティー社製アプリも使用できます。 通話しながら共有しているコンテンツをAirPlayで他のApple端末と共有して大きな画面で見ることもできます。

メッセージの共有

写真、楽曲、ニュースのリンク、新聞記事なんかは、共有してくれたその瞬間に見ないと、後からは絶対に見返したりしないものです。iOS15の「Shared With You」機能は、Music、News、Photos、Safari、Podcasts、Apple TVといったAppleのアプリで友達が共有してくれたものを表示できる機能です。Shared With Youのセクションには、友達が共有してくれたアプリの内容が表示されるので、誰がシェアしているのかを見ることもでき、そこからメッセージに戻ることもできます。

通知機能の向上でさらにタスクに集中

仕事関係の通知やプライベートで使っているアプリからの通知、便利ですが、あとからあとから通知が来てしまって、もういいよ~ってなってませんか。iOS 15では通知にウンザリということもなくなります。

iOS 15では通知がグループ化できるので、仕事関連の通知とプライベートの通知を分け、その状況に合わせて通知をチェックすることができるようになります。

「Focus」ではおやすみモード、仕事、プライベート、またはサイレントモードの4つの状況に通知を分けることができます。仕事とプライベートの通知をオンにしておくと、プロフィールに応じた通知を見ることができます。もちろんどのアプリをどのモードに入れるかは自分でカスタマイズできます。「Focus」でサイレントモードが選択された場合は、連絡先にそのことが通知されるというわけ。もちろん重要なメッセージは表示されます。

写真アプリの機能強化

iOS 15では、iPhoneのカメラで撮影した画像に写ったテキストをスキャンして抽出できるようになります。スキャンしたテキストをコピーして、メールに貼り付けたり、検索したり、翻訳したりと、便利に使えそうです。現在対応している言語は7カ国語で日本語は残念ながら含まれていませんが、これからに期待ですね。

スポットライトの画面から直接画像を検索することもできるようになります。写真に表示される「メモリー」でApple Musicの楽曲を追加できるように。AIのおすすめメモリーにさらに素敵な音楽を追加して思い出を彩ってくれます。

「天気」アプリとウォレットもアップグレード

Appleは人気のお天気アプリ「Dark Sky」を買収したのですが、それがどのように機能改善につながるのか、みんな注目していたのではないでしょうか。その結果を知る時がついにきました。iOS 15では、天気アプリもデザイン一新。「Dark Sky」と同じようにお天気データが細かくなります。

iOSのウォレットアプリも車のデジタルキーをサポートできるようになり、IDに保存しておけるようになります。さらにiPhoneが身近になりますね。

新型AirPodsは出ないものの、新機能を追加

今年には新型AirPodsの登場がささやかれてきましたね。でも今回のWWDCでは残念ながら発表されませんでした。その代わりといってはなんですが、AirPodsはソフト面で機能向上が発表されています。 M1版のmacOSまたは tvOS端末でDolby Atmosコンテンツを聴くときに、 「Conversation Boost」と「Spatial Audio」を使用できます。

SiriもAirpodsでテキストメッセージを読み上げてくれるようになります。また、端末をなくした時に便利な「Find My」がAirTag機能と似たような感じでAirPodsにも対応するようになるので、万が一なくしてしまった時にも心強い味方になってくれます。

iOS 15はいつリリースされるの?

iOS 15が実際にいつリリースされるのか今回の発表では名言されませんでしたが、新バージョンのiOSはいつも秋にロールアウトされています。もちろんデベロッパー版とパブリックベータ版は一般へのリリースに先駆けて行なわれる予定です。