2021年に注目した「スマホ新料金」5選 月額0円のオンライン専用プラン、カウントフリー、半永久的に繰り越しなど

沿って : Ilikephone / On : 18/06/2022

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「ahamo」の料金プラン(出典:ahamo)

 大手キャリア(MNO)、格安SIM(MVNO)を問わずさまざまな料金プランが2021年に登場しました。なかでもインパクトがあった5つのプランをピックアップ。2022年に通信プランの見直しをする際には、ぜひ参考にしてください。【画像】月額0円の「povo2.0」。“トッピング”の選択肢も多い

2021年に注目した「スマホ新料金」5選 月額0円のオンライン専用プラン、カウントフリー、半永久的に繰り越しなど

オンライン専用プランで先行 NTTドコモ「ahamo」

 2021年のトピックとして、やはり大きな変化だったのが大手キャリア3社によるオンライン専用プランの開始です。 特に3月にスタートしたNTTドコモの「ahamo(アハモ)」は、オリコンが発表した顧客満足度調査で1位を獲得するなど、3社のプランの中で評価がわずかに高めです。 プラン内容は月間20GBが使えて月額2970円(税込、以下同)と、3社のなかでは基準的な構成。追加料金なしで海外渡航時の利用も可能な点が、他2社のそれとは異なる点です。 なお、こうしたオンライン専用プランは、12月に大手キャリア3社が共通してキャリアメールの持ち運びにも対応したため、より検討しやすい候補になったとも言えます。ただし、留守番電話サービスには非対応であるなど、注意点はほかにもまだあります。

月額0円+必要な分だけトッピング KDDI「povo2.0」

 一方、KDDIのオンライン専用ブランド「povo(ポヴォ)」は9月に「povo2.0」として大幅リニューアルを受け、月額基本料金が“0円”というインパクトのある仕様が話題となりました。 月額0円といっても、そのままでは通信速度が128kbpsとかなり低速。「トッピング」と呼ばれるオプションを購入することで高速通信が可能になります。必要な通信量に応じて都度購入する仕組みもユニークです。 ただし、180日以上の有料購入がなければ、回線停止・解約になるため、0円で維持し続けられるわけではないことには注意が必要です。 注意点は、ahamoと同様、留守番電話サービスが利用できないことや、店舗サポートが受けられないことなど。なお、海外利用に関するサービスは今後提供予定とされています。

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