楽天モバイルの旧料金プラン「スーパーホーダイ」はいつまで利用できる?新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」と何が違う?

沿って : Ilikephone / On : 02/07/2022

2020年から正式に携帯キャリアとして参入した楽天モバイル。以前から楽天モバイルを利用している方の中には、現在「スーパーホーダイ」という料金プランを選んでいる人もいるかもしれない。実は今、楽天モバイルの新規申し込みで選択できるのは、新プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」のみとなっており、今後この「スーパーホーダイ」のプランが利用できなくなるかもしれない。

そこで本記事では、旧プラン「スーパーホーダイ」が今後使えなくなるのか、そもそもどんな内容のプランなのかを解説した上で、最新の格安プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」の内容も併せて紹介したい。

楽天モバイルのプラン「スーパーホーダイ」とは

まずは、現在の楽天モバイルが提供しているプランについて理解しておこう。楽天モバイルは独自回線を拡大していることもあり、今後は新しいプラン「Rakuten UN-LIMIT VI」に移行していくことになりそうだ。

楽天独自回線を利用した携帯キャリアサービスが本格始動したため、ドコモ回線を用いていた「スーパーホーダイ」は2020年4月7日をもって新規の受付を終了した。同じくドコモ回線、au回線を用いた「組み合わせプラン」も新規受付を終了しているため、今から楽天モバイルを契約する場合、料金プランは「Rakuten UN-LIMIT VI」のみとなる。

なお、「スーパーホーダイ」を2019年9月以前に契約した人は、そのままのプランを継続利用できる(もちろん「Rakuten UN-LIMIT VI」への移行も可能)。プラン変更に伴う契約解除料金は発生しない(2021年5月28日現在)。

「スーパーホーダイ」は、月に使用できる高速データ通信量に合わせてSからLLまでの4種類のプランがあり、それぞれ規定のデータ容量を超えても、最大通信速度1Mbpsのデータ通信が使い放題というプラン。加えて、「楽天でんわアプリ」を利用した場合と先頭に通信番号「003768」を付けて発信した場合に限り、国内通話も10分以内かけ放題という内容だ。

先述したとおり、現在「スーパーホーダイ」を契約している人は、楽天独自回線に変更をしなくてもそのまま使い続けることはできるものの、いつかは利用できなくなる可能性がある。

サービスが停止される時期は今のところ決まっていないが、数年後には楽天回線も他社の大手キャリアと同等のエリアへの拡大が期待されれているため、最終的には廃止される可能性が高いだろう。楽天モバイル公式サイトでも、「サービス停止につきましては適切な猶予をもって行いますので、決定次第告知を行う予定です」と明記されている。

2019年の9月以前に「スーパーホーダイ」の契約をした人は、「1年、2年契約」よりも割引額が大きいことから「3年契約」を選択している人も多いかもしれない。しかし、スーパーホーダイでは、割引が適用されるのは契約から2年間のみで3年目からは通常料金に戻る仕組みになっている。もし、スーパーホーダイの契約で3年目になっているなら、それを機に「Rakuten UN-LIMIT VI」に切り替えるのもいいだろう。

Rakuten UN-LIMIT VIの内容

*楽天モバイル公式サイトより

最後に、楽天モバイルの新格安プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」の内容をおさらいしておこう。2021年4月8日から利用料金3か月無料キャンペーンも開催されているため、まずは気軽に試してみるのがおすすめだ。

「Rakuten UN-LIMIT VI」は、毎月使用したデータ利用量に応じて4段階で料金が決まるシステム。1GBまでなら0円で利用でき、3G Bまでは1,078円(税込)、20GBまでなら2178円、20GBを超えると3,278円で無制限使い放題になる。あまり使わない人から、毎月たくさんの通信を行う人まで、誰にとってもお得な料金体系だ。

特に、20GB以上が無制限で利用できることから、タブレットやパソコンなど他の端末にテザリンしモバイルルーターとして活用すれば、外出先でWi-Fiを探したりせずに済むのも嬉しい。通信速度は地域によって差があるようだが、「デザリングをしても問題なくサクサク動く」といった口コミも少なくない。

「Rakuten UN-LIMIT VI」は、海外への通話と一部対象外の番号を除き、国内通話も無料で利用できる(専用アプリ「Rakuten Link」を使用した場合)。LINEの音声通話とは異なり、通常の電話番号で無料通話ができるのが特徴だ。

今までスーパーホーダイを契約していた楽天モバイルユーザーにとって、「Rakuten UN-LIMIT VI」に乗り換えることで、さらに通信費を削減できる可能性がある。これを機に、プランの切り替えを検討してみてはどうだろうか。

文/oki