親の携帯電話料金を安くするには? 2022年に知っておきたい6つのポイント

沿って : Ilikephone / On : 06/01/2023

初心者向けの表にはなるが、2021年末時点でのカンタンな携帯料金の低価格化の考え方をまとめた。

親の携帯電話料金を安くするには? 2022年に知っておきたい6つのポイント

2021年は、NTTドコモの「ahamo(アハモ)」に代表される大手キャリアのオンライン専用格安プランの登場もあり、携帯業界は激動の1年だった。【全画像をみる】親の携帯電話料金を安くするには? 2022年に知っておきたい6つのポイント混乱はあったものの、以前に比べてプランの種類や料金の幅、キャリア間の移行のしやすさは多少改善されたところがある。年末年始で帰省する場合など、家族の料金プラン相談を受ける場合も多い。その時に必要な6つのポイントを解説する。

1. キャリアメールは移行後も有料で使える

2021年末に各キャリアが発表したのが「メール持ち運び」のオプションだ。これはNTTドコモなら「@docomo.ne.jp」、auなら「@au.com」や「@ezweb.ne.jp」、ソフトバンクなら「@softbank.ne.jp」などを、オンライン専用ブランドや他社に乗り換えた後も使えるというものだ。ただし、NTTドコモとKDDIの場合は月額330円(税込)、ソフトバンクの場合は年額3300円(税込)の利用料が発生する。また、それぞれ回線解約後31日以内に申し込む必要がある。スマホを使う人の世代などによっては、すでにキャリアメールを中心としたコミュニケーションが定着しているケースがある。このように、メールアドレスの変更やLINEなどへの移行が難しい場合には、コストを抑えた回線に契約を変え、「メール持ち運び」でメールアドレスを維持するというのは一考の価値がある。

2. 新しいショートメッセージ「+メッセージ」は一部のMVNOでも使える

電話番号だけでメッセージのやり取りができる「SMS(ショートメッセージサービス)」も、比較的上の世代の間では利便性のあるツールだ。MNP(携帯電話番号ポータビリティー)をすればSMSでのコミュニケーションも継続できる。が、日本でSMSは送信者側に課金が発生する仕組みなので、例えば筆者の場合、親や祖父母とSMSでやり取りするのは躊躇することがある。お互いがiPhoneを使っていれば、「iMessage」で無料でやり取りができるが、OSがバラバラの場合はキャリアの提供する次世代ツール「+メッセージ」の利用を検討してみるのも良い。+メッセージはSMS同様に電話番号がわかり、お互いにアプリを入れていれば、やり取りできる。テキストであれば最大2730字、写真や動画も100MBまでのものなら無料で送受信できる。サービス開始当初はNTTドコモ、au、ソフトバンクでのみで利用できたが、2021年12月30日現在では、NTTドコモ回線とKDDI回線のMVNO、およびUQ mobileでも利用できるようになっている。ただし、ソフトバンク回線のMVNOとLINEMO、ワイモバイルは2022年春まで利用できない。また、楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT VI)はいまだに対応していない。

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