【笠原一輝のユビキタス情報局】6月5日発売の「Surface Book 3 13.5インチ」をレビュー ~外見的な違いは2カ所のみだが、内部構造は完全に新モデルに進化 - PC Watch

沿って : Ilikephone / On : 29/04/2022

Surface Book 3 13.5インチ(SLK-00018、13.5型/Core i7-1065G7/メモリ 32GB/SSD 512GB/NVIDIA GeForce GTX 1650 Max-Q Design/Windows 10 Home/Office Home and Business 2019)。Surface DialとSurface Penは別売りオプション

 Microsoftは5月6日に、新しいSurface Go 2、Surface Book 3 13.5インチ/15インチをそれぞれ発表した。すでにSurface Go 2は販売が開始されているが、Surface Book 3に関しては6月5日の販売が予定されている。

 今回はその発売に先立って、13.5型ディスプレイを搭載した「Surface Book 3 13.5インチ」(SLK-00018、13.5型/Core i7-1065G7/メモリ 32GB/SSD 512GB/GeForce GTX 1650 Max-Q Design/Windows 10 Home/Office Home and Business 2019)を日本マイクロソフトより貸し出しいただいたので、それを利用してSurface Book 3 13.5インチのレビューをお届けしていきたい。

 発表時の記事(Microsoft、第10世代Core+Quadro RTX搭載可能な「Surface Book 3」参照)でも触れたとおり、Surface Book 3はSurface Book 2の正常進化版になっており、強化点としてはCPUが第8世代Coreプロセッサ(開発コードネーム:Kaby Lake Refresh)から、第10世代Coreプロセッサ(開発コードネーム:Ice Lake)へと進化しているほか、Core i7モデルに搭載されている単体GPUがGeForce GTX 1050(2GB GDDR5、開発コードネーム:Pascal)からGeForce GTX 1650 Max-Q Design(4GB GDDR5、開発コードネーム:Turing)へと進化している点。これにより、性能が大きく強化されている。

 また、細かいところでは、USBポートが従来製品ではすべてUSB 3.0(5Gbps)だったのに対して、Surface Book 3ではすべてUSB 3.1(10Gbps)へと強化されているほか、Wi-Fiに関しても従来モデルがWi-Fi 5(IEEE 802.11ac)だったのに対して、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)対応へと進化している。