ついにドコモと京セラがタッグを組んだ「あんしんスマホ」開発の経緯を聞く

沿って : Ilikephone / On : 08/02/2023

取材に応えたドコモの長沢氏(左)と京セラの伊東氏(右)

シニアの多様化に応えるという方向性が一致

──NTTドコモでは既に「らくらくスマートフォン」を長らく販売していますが、なぜ今のタイミングで、シニア向けスマートフォンを増やすに至ったのでしょうか。

ドコモ長沢氏(以下敬称略)

ドコモが発表した、新たなシニア向けスマートフォン「あんしんスマホ KY-51B」。同社として初めて、京セラ製スマートフォンを採用したことでも話題となった

──確かに京セラはシニア向け端末を多く手掛けていますが、ドコモ向けにスマートフォンを提供するのは初となります。両社がタッグを組んだ経緯について教えて下さい。

ドコモ長沢

京セラ伊東(以下敬称略)

2018年にドコモが販売した「カードケータイ KY-01L」も京セラ製。超薄型・軽量の携帯電話として話題となった

京セラ伊東

──ドコモは秋冬商戦に向け、シニア利用を意識したホーム画面やサポートを用意したスマートフォン新機種を増やしています。そうした状況下で、あえてシニア向けであることを明確に謳ったあんしんスマホを投入したのはなぜでしょうか。

京セラ伊東

ドコモの2021年冬~2022年春にかけての新機種。シニア向け2機種に、分かりやすいホーム画面や専用ガイドブックを用意したものを加えると、半数がシニアを意識したラインアップとなる

──あんしんスマホの投入が、2026年3月末で終了する3Gサービス利用者の巻き取りを意識している部分もありますか?

ドコモ長沢

“シニア向け”だがシニアらしくない工夫とは

──あんしんスマホはらくらくスマートフォンと比べ、シニアらしさを抑えることに力が入れられている印象です。

京セラ伊東

「らくらくスマートフォン F-52B」(右3機種)との比較。デザインやサイズ感にかなりの違いがあることが分かる

ついにドコモと京セラがタッグを組んだ「あんしんスマホ」開発の経緯を聞く

京セラ伊東

──シニア向けの配慮や特徴づけとは、具体的にはどのような部分になりますか?

京セラ伊東

あんしんスマホに搭載されている「使い方ナビ」。スマートフォンの基本操作や生活に役立つ機能などを教えてくれる機能だ

京セラ伊東

──シニアの多様性を支援する仕組みは、どのような形で反映させているのでしょう?

京セラ伊東

フィーチャーフォンから乗り換えた人のため、通話やメールなどの操作がしやすい物理キーを下部に配置している

京セラ伊東

シニア向けスマートフォンの将来像は?

──シニアはスマートフォンの価格に敏感なだけに、端末開発コストも重要な課題かと思います。どのようにしてコスト削減と低価格を実現しているのでしょう?

京セラ伊東

──価格はいくらくらいになりそうでしょうか?

ドコモ長沢

──では今後のシニア向け端末について、どのような進化の方向性を描いていますか?

京セラ伊東

京セラはシニア向けデバイスの新しいコンセプトとして、鏡のようなディスプレーを通じて遠隔でのコミュニケーションができる「Social Gate」などを提唱している

ドコモ長沢

──ありがとうございました。